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隙間時間を最大限に活用!非効率的な勉強法と効率的な勉強法4選

カンガルー
  • 隙間時間に勉強しても効果がないと思っている
  • 隙間時間に勉強をしても効率良くできなかった

社会人になって、学生のときよりも勉強時間を作るのはかなり難しいと感じる日々でした。そこで、勉強する時間を確保するために、「隙間時間」しかないと思ったのです。

僕は、「隙間時間に勉強しても意味がない」とすごくすごく思っていました。なぜなら、実際、隙間時間は短いことが多く、

少ない隙間時間で成果を出すのは絶対に”無理”

だと思っていたからです。

社会人の勉強する時間のカギとなる隙間時間を有効活用したかったので、あれこれ調べた結果、隙間時間の勉強をするときに、「効率の悪いやり方」と「効率の良いやり方」があることを知りました。

効率の良いやり方に変えただけで効果の違いがはっきりしていました。勉強時間をわざわざ作ってやっていた効率よりも、隙間時間に勉強した方が効率が良くなってしまったのです!隙間時間だけではなく、普段の勉強にも十分に使えます。

今回は、隙間時間に勉強をするときに、成果が出ない勉強方法を「非効率な勉強方法」、成果が出る勉強方法を「効率的な勉強方法」として詳しくお伝えしていきます。

まずは、隙間時間を有効活用するだけで、なんと、社会人の平均勉強時間を超えることができるのです。

これから、「隙間時間を有効活用する」をご紹介していきます。

この記事を読むメリット

  • 隙間時間に勉強して成果が上がるようになる
  • 隙間時間で勉強が集中できるようになる
  • 社会人の平均勉強時間を必ず超えることができる

隙間時間を有効活用する

社会人の平均勉強時間はどれくらいだと思いますか?

カンガエルー
カンガエルー

僕は、30分くらいだと思うよ

総務省統計局が2022年に発表した社会生活基本調査(令和3年度調査)によれば、社会人の勉強時間の平均は約6分です。

社会人の忙しい時間の中で、勉強する時間を作るのはかなり難しいということがわかります。勉強することを諦めている方も多いでしょう。

勉強する時間を作るために、隙間時間を活用することがオススメです。隙間時間は、移動時間、休憩時間など、予定と予定の間にできた時間は1日の中で簡単に作れます。

つまり、1日どれだけ忙しくても隙間時間は作れるということ

隙間時間は、1日の中で、複数回作ることができます。その時間の合計は、社会人の勉強時間の平均を必ず超えることができるでしょう。

少しの隙間時間を有効活用することが、忙しい社会人の勉強で成果を出すカギなのです。

ただ、少ない隙間時間を有効活用するためには、効率が悪い勉強法を使いたくありません。せっかく少ない隙間時間を有効的に活用するためには、効率的に勉強した方がいいですよね!

これから、「効率が悪い勉強法」と「効率が良い勉強法」を解説していきます。

隙間時間に必ず成果が出る超効率的な勉強方法4選

これから、成果が出ない勉強方法「非効率の勉強方法」と成果が出る勉強方法「超効率的な勉強方法」を詳しく解説していきます。

隙間時間を有効活用するために、必ず成果が出る超効率的な勉強方法は以下の4つです。

  1. ポモドーロ・テクニック
  2. 分散学習
  3. クイズ化
  4. インターリーピング学習

非効率の勉強方法の原因を十分理解して、超効率的な勉強方法の解決策を実際に使ってましょう。

【非効率な勉強方法】複数のことを同時に勉強する

隙間時間に複数のことを同時にした方が効率よく勉強できると思いますよね。

しかし、2つのことを同時にすると、注意があちらこちらいってしまい、効率が落ちてしまうのです。

カンガエルー
カンガエルー

どうして、効率が悪くなってしまうの?

それは、脳は脳は1つのことしか集中できないからだよ

オシエルー
オシエルー

例えば、スマホを触りながら、英語の単語帳を同時に勉強しても、なかなか集中できず、覚えられないですよね。

スマホを触りながら、英語の単語帳を同時に勉強することを「マルチタスク」と言います。

マルチタスク

マルチタスクを簡単に説明すると、複数の作業を同時並行、短期間で切り替えながら同時進行で行う能力のことです。

確かに、隙間時間に時間に2つのことを勉強すると、

「2つのことを同時に覚えられる」

と思うとすごく効率化のように感じますよね。

しかし、脳は1つのことにしか集中できないので、マルチタスクになってしまい、逆に隙間時間に勉強効率が悪くなってしまうのです。

「シングルタスク」の中で、

2つのことをやろうとするとどうなるのか?

が書かれていたので引用します。

現実には、脳は一度に2つ以上のことに集中できない。その上、注意をあちこちに向けていると、効率が落ちる。

デボラ・ザック SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる ダイヤモンド社

つまり、隙間時間に複数のことを同時にすると、脳は1つのことしか集中できないのでマルチタスクになってしまい、逆に効率が落ちてしまうということ

マルチタスクをしないで隙間時間を効率良くするためには、「ポモドーロ・テクニック」がオススメです。

どうして、ポモドーロ・テクニックが効率が良い方法なのか解説します。

【超効率的な勉強法】ポモドーロ・テクニック

カンガエルー
カンガエルー

どうすれば、マルチタスクをせずに勉強できるの?

それは、ポモドーロ・テクニックを使うことだよ

オシエルー
オシエルー

ポモドーロ・テクニックは、「25分間集中して5分間休憩する」やり方です。ポモドーロ・テクニックを使えば、マルチタスクをしなくなります。

その理由は、「他のことをしない」というルールが1つのことに意識を向けるからです。

例えば、「この勉強だけに25分間集中するぞ」と決めると、注意があちらこちらに向きません。

1つのことに意識が向くことで、「他の作業をやらないといけない」と迷うことがなくなります。

ポモドーロ・テクニックを使うことで、マルチタスクをせずに1つのことに集中できるので、隙間時間を効率的に勉強できるのです。

「自分を操る超集中力」の中で、

ポモドーロ・テクニックをルールを守れば、どうなるのか?

が書かれていたので引用します。

「他のことをしない」「代わりのことをやらない」というルールを守るだけで、集中力が必ず高まります

メンタリストDaiGo 自分を操る超集中力 株式会社かんき出版

つまり、「他のことをしない」とルールを守るだけで1つのことに集中することができ、隙間時間の勉強効率が上がるということ

ポモドーロ・テクニックを隙間時間に使うことで効率よく勉強できるポイント

カンガエルー
カンガエルー

1つのことに集中できるようになるほは驚いたよー

これからは、ポモドーロ・テクニックを使うよ

15分や20分といった自分に合った時間にカスタムできるのでオススメ

オシエルー
オシエルー

隙間時間にポモドーロ・テクニックを使ってみよう

【非効率な勉強方法】すぐに復習する

勉強した内容を隙間時間を使って、すぐに復習すれば効率的に記憶できると思いますよね。

しかし、すぐに勉強したことを復習すると、長期的に記憶に残りにくいのです。

カンガエルー
カンガエルー

どうして、長期的に記憶に残らないの?

それは、時間がかかるからだよ

オシエルー
オシエルー

「学校の先生によく勉強したことをすぐに復習しなさい」と教えられてきました。

しかし、実際は、記憶をしっかり定着するには、すぐ復習するのではなく、時間を空けて復習すると良いのです。

勉強した内容をすぐに復習すると覚えていますが、2日後には覚えていません。

その理由は、「忘れる」からです。

人間の記憶の定着率について「エビデンスハウスの忘却曲線」がよく引用されています。

エビデンスハウスの忘却曲線

エビデンスハウスの忘却曲線とは、時間が経つにつれてどれくらいの覚えたことを忘れているかを表す曲線のことです。

エビデンスハウスの忘却曲線によると、勉強してから20分後に忘れている割合は、なんと”約4割”!

すぐに復習すると、覚えているので、「しっかり記憶できている」と思います。実は、時間が立つと忘れていて、しっかり記憶できていないのです。

「学び方の学び方」の中で、

どうして、間隔を空けて学習した方が良いか?

が書かれていたので引用します。

詰め込むことによって最初の結合ができるとはいうものの、そのつながりが長期記憶の領域に移されていくことにはならないからだ

バーバラ・オークレー、オラフ・シーヴェ 学び方の学び方 アチーブメント出版

つまり、隙間時間で勉強したのに、すぐに復習してしまうと、長期記憶に移されないということ

覚えたことをしっかり記憶に定着するには、「分散学習」がオススメです。

どうして、分散学習が覚えたことをしっかり記憶に定着されるのか解説します。

【超効率的な勉強法】分散学習

カンガエルー
カンガエルー

どうすれば、しっかり記憶を定着されるの?

それは、分散学習を使うことだよ

オシエルー
オシエルー

分散学習とは、「間隔を少しずつ伸ばして復習する」やり方です。分散学習を使えば、しっかりと記憶を定着させられます。

その理由は、「記憶のメカニズム」に合っているからです。

「すぐに復習する」と「分散学習」の大きな違いがあります。

それは、「忘れる前に復習するか、忘れた頃に復習するか」

脳は、すぐに復習してしまうと「この情報は知っているから記憶しなくて大丈夫」と思ってしまいます。一方、時間を空けて復習すると「忘れていたのに思い出そうとしているなら、重要なことなので記憶に残しておこう」と思うのです。

忘れる前に復習する勉強方法はあまり意味がありません。隙間時間を使って、忘れているときに復習した方が記憶の定着率も高くなるのです。

「LIMITLESS 超加速学習」の中で、

オンライン学習のプラットフォーム「シナプス」のCEO、ジェームズ・グプタが時間を空けて復習することのメリット

が書かれていたので引用します。

「学習で負荷がかかると、脳は筋肉のようにその刺激に反応し、神経細胞間の連絡を強化する。一定の時間を空けて反復することで、この連絡はそのつどさらに鍛えられる。その結果、知識を長く保有できるのだ。」

ジム・クウィック LIMITLESS 超加速学習 東洋経済新報社

つまり、隙間時間に覚えたいことを復習することで、覚えたいことを忘れずに長く覚えてられるようになるということ

分散学習を隙間時間に使うことで効率よく勉強できるポイント

カンガエルー
カンガエルー

忘れた頃に復習することで記憶に残りやすいのは驚いたよー

これからは、時間を空けて復習するね

1~2日後に復習するのがオススメ

オシエルー
オシエルー

隙間時間に分散学習を使ってみよう

【非効率な勉強方法】見直す

少ない隙間時間に教科書や問題集を見直すことで、隙間時間を有効活用できていると思いますよね。

しかし、見直した時間分の成果が得られないのです。

カンガエルー
カンガエルー

どうして、成果が得られないの?

それは、受け身の勉強法だからだよ

オシエルー
オシエルー

何回も見直すことで、「内容がもっとわかりやすくなった」と感じたことはあるますよね。ただ教科書や問題集を見直すだけでは、頭に入ってこないことも多いです。

例えば、テスト前に教科書や問題集を見直したのに、答えが全然わからないことはあります。

見直すだけでは、進んで自分から学習していないので受け身になってしまい、隙間時間を有効活用できていないのです。

ここで、教科書や問題集を見直すときに、「アンダーラインや印をつけながら見直しをしているから大丈夫」

と安心する人もいるでしょう。アンダーラインや印をつけると、手を動かしているから”受け身”ではないと思いますよね。

しかし、アンダーラインや印をつけることも”受け身”の学習なのです。

確かに、アンダーラインや印をつけることで”重要なポイント”を把握できます。ただ、問題は、アンダーラインや印をつけるだけで脳が満足してしまうということです。それでは、ただ重要な箇所に線を引いたり、印をつけているだけで、受け身の学習になってしまいます。

「見直す」、「アンダーラインや印をつける」ことは受け身の学習なので、隙間時間に勉強しても、成果が上がりにくいのです。

「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」の中で、

テキストの再読について

書かれていたので引用します。

実際に実験をして、テキストの再読に効果が認められた例はありません。何もしないよりはましですが、そこにかけた時間に見合うだけの成果が得られないというのが現実なのです

メンタリストDaiGo 最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法 株式会社 学研プラス

つまり、隙間時間に見直しをすることは受け身の勉強法なので、見直しをした時間分の成果は得られないということ

勉強した時間分の成果を得るには、「クイズ化」がオススメです。

どうして、クイズ化が勉強した時間分の成果を得られるのかを解説します。

【超効率的な勉強法】クイズ化

カンガエルー
カンガエルー

どうすれば、勉強した時間分の成果を得らるの?

それは、クイズ化を使うことだよ

オシエルー
オシエルー

クイズ化とは、「覚えたい方法をクイズにする」やり方です。クイズ化を使えば、勉強した時間分の成果が得られます。

その理由は「積極的な姿勢」だからです。

クイズ化は、教科書や問題集を見直す”受け身”の学習ではありません。覚えたいことをクイズにして、意識して思い出す”積極的”な学習なのです。

例えば、覚えたいことをクイズにすることで、「これなんだっけ、、、」とわざわざ思い出すことで、記憶の定着率が上がります。

積極的に学習した方が、受け身の学習するよりも隙間時間を効率良く活用できるのです。

また、クイズ化をすることで、「すぐに思い出せること(記憶に定着している)」、「すぐに思い出せないこと(記憶に定着していない)」がはっきりと分かります。「すぐに思い出せないこと(記憶に定着していない)」をクイズ化をして、隙間時間に復習すれば、勉強した時間分の成果を得られるのです。

「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」の中で、

クイズ化とテキストの再読を比べた実験結果

が書かれていたので引用します。

過去の研究によれば単なるテキストの再読とくらべて、およそ50〜70%も記憶の定着率が上がることがわかっています。

メンタリストDaiGo 最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法 株式会社 学研プラス

つまり、クイズ化をすることで、積極的な学習になり、記憶の定着率も上がり、隙間時間を有効活用できるということ

クイズ化を隙間時間に使うことで効率よく勉強できるポイント

カンガエルー
カンガエルー

記憶の定着率が上がるのは驚いたよ

これからは、クイズ化を使うよ

分散学習とセットに使うことがオススメ

オシエルー
オシエルー

隙間時間にクイズ化を使ってみよう

【非効率な勉強方法】1つのジャンルに絞って勉強している

隙間時間に1つのジャンルに絞って勉強することで、短期間で効率的に勉強したことを記憶できると思いますよね。

しかし、1つのジャンルに絞って勉強すると、記憶の定着率が下がってしまうのです。

カンガエルー
カンガエルー

どうして、記憶の定着率が下がってしまうの?

それは、1つのジャンルに絞って勉強するからだよ

オシエルー
オシエルー

1つのジャンルに絞って勉強すると起こる問題が2つあります。

1つ目の問題として、「応用が効かなくなる」のです。

例えば、英語の勉強をするときに、「文法」だけにこだわりすぎると、文法だけに特化してしまい、他の「リスニング」や「単語」などが上手く利用できません。

1つのジャンルの知識だけになってしまいます。

2つ目の問題として、「勉強に飽きてしまう」のです。

例えば、「次の問題は過去形だから答えはAだったよな」と先に答えがわかってしまいます。

次の問題が予想がついてしまうと、勉強に飽きてしまいます。それだけではなく、新たな発想は生まれにくく、貴重な隙間時間を使っているのに、意味のない勉強になってしまうのです。

「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」の中で、

1つのジャンルを絞るとどのような状態になるのか?

が書かれていたので引用します。

記憶への定着率は下がるばかりで、新たな発想も生まれにくくなります。結果として応用が利かない知識だけが頭にたまりやすくなるのです

メンタリストDaiGo 最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法 株式会社 学研プラス

つまり、隙間時間を使ってせっかく勉強したのに、同じ学習を続けると記憶の定着率が下がってしまうということ

記憶の定着率を上げるためには、「インターリービング学習」がオススメです。

どうして、インターリービング学習が記憶に定着率を上げることができるのかを解説します。

【超効率的な勉強法】インターリービング学習

カンガエルー
カンガエルー

どうすれば、記憶の定着率を上げられるの?

それは、インターリービング学習を使うことだよ

オシエルー
オシエルー

インターリービング学習とは、「複数のジャンルを交互に勉強する」やり方です。インターリービング学習を使えば、記憶の定着率を上げることができます。

その理由は、「複数のことを交互にする」ことです。

例えば、隙間時間に英語を勉強するときに、インターリービングを使えば、「単語」、「文法」、「リスニング」を交互に勉強することで、応用が効きやすくなります。

複数のジャンルで勉強することで、1つのジャンルの知識だけになるのを防いでくれるのです。勉強に飽きにくくなり、新たな発想が生まれやすくなります。

また、複数のジャンルを勉強すると記憶の定着率が上がるのは、「記憶のメカニズム」が関係しているのです。

記憶をするときに、古い知識に新しい知識が加わることで記憶として定着します。1つのジャンルを勉強すると、古い知識の幅が狭くなってしまい、記憶の定着率は良くありません。複数のジャンルを勉強することで、古い知識の幅を広げることができ、新しい知識が覚えやすなり、記憶の定着率も上げるのです。

「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」の中で、2015年に南フロリダ大学が行った実験があります。

実験内容
  • 1つの方程式の使い方をマスターしたら次に進む(ブロック練習)
  • 1回の授業でさまざまな方程式の使い方を学ぶ(インターリービング)

どちらの勉強方法が成績が高いのか?

が書かれていたので引用します。

翌日のテストではインターリービングを使ったグループのほうが25%も成績が良かったうえに、さらに1ヵ月後の追試では、両グループの得点差は倍近くに開いていました

メンタリストDaiGo 最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法 株式会社 学研プラス

つまり、隙間時間に1つのことを特化して学ぶより、インターリーピングを使って、複数の内容を学んだ方が効果が高くなるということ

インターリービング学習を隙間時間に使うことで効率よく勉強できるポイント

カンガエルー
カンガエルー

記憶の定着率がこんなにも変わるのは驚いたよー

これからは、インターリービングを使うよ

複数のジャンルの時間も均等にすることがオススメ

オシエルー
オシエルー

隙間時間にインターリービングを使ってみよう

隙間時間を使って効率よく勉強する方法4選を解説しました。

隙間時間の勉強方法を変えるだけで、劇的に成果が変わります。

「隙間時間に勉強しても意味がない」から「隙間時間に効率よく勉強すれば意味がある」にかわったのではないでしょうか!

仕事が忙しいから隙間時間を作ることができないので、「睡眠の時間を減らして勉強しよう」と考える人はいます。睡眠時間を削って勉強すると逆に効率が悪くなってしまうのです。

これから、どうして、睡眠を削ると効率が悪くなってしまうのかを解説します。

睡眠不足になっている

こんな経験をしたことはありませんか?

  • 夜遅くに勉強すると、頭に全然入ってこない
  • 夜遅くに勉強したのに、次の日全然覚えていなかった
カンガエルー
カンガエルー

僕も、全然頭に入らなかったよ

どうして、覚えたことを記憶できないの?

それは、睡眠不足になっているからだよ

オシエルー
オシエルー

隙間時間に勉強したことやテレビ、SNSで新しい情報をとり入れて、脳の”海馬”と呼ばれる部位で一時的に保管されます。睡眠によって、海馬に保存された新しい情報を、脳の”皮質”と呼ばれる部位に長期記憶を保存されるのです。そして、海馬がリフレッシュされて、また新しい情報をとり入れることができます。

この一時的に保存される海馬には容量、つまり、体力があり、体力がなくなると、新しい情報をとり入れることができないのです。

例えば、一夜漬けして試験に望んだのに、全然答えられなかった。

海馬の体力が限界なのにも関わらず、睡眠を取らずに勉強し続けることで、勉強した内容を覚えらないのです。

「睡眠こそが最強の解決策である」の中で、

睡眠不足になると脳がどのような状態になるのか?

が書かれていたので引用します。

睡眠不足の脳は、新しい記憶を司るニューロンのつながりを形成することができなくなる。つまり、新しい記憶を脳にしっかり刻みつけることが、ほぼ不可能になるのだ。

マシュー・ウォーカー 睡眠こそが最強の解決策である SBクリエイティブ株式会社

つまり、睡眠時間を減らすと、睡眠不足になり、せっかく時間をかけて勉強しても、記憶に残すことが難しくなるということ

隙間時間が取れないからと、睡眠を減らすことで、逆に効率が悪くなっています。隙間時間に勉強する時間もないし、睡眠を減らして勉強しても意味がないとなると、勉強をするのを諦めたくなるでしょう。

実は、隙間時間を上手く利用して、なおかつ、記憶に定着させる方法があります。

それは、昼寝をとる」ことです。

隙間時間がないから睡眠を減らしているのに、あえて睡眠をとるのは、時間の無駄なように感じます。

しかし、実際は、昼寝をとることで、勉強した内容をしっかりと記憶できるようになるのです。

これから、昼寝をとることのメリットを解説します。

昼寝をとる

カンガエルー
カンガエルー

どうすれば、勉強した内容を記憶できるの?

それは、昼寝をすることだよ

オシエルー
オシエルー

昼寝をすることで、「集中力や注意力が回復する」ことは聞いたことがあると思いますが、記憶を回復できるということは聞いたことがないですよね。

しかし、実際は、昼寝をするだけで、睡眠と同様、一時的に海馬に保存された情報を皮質に移動させ、海馬の中がキレイに掃除され、また新しい情報をとり入れることができるのです。

昼寝をすることで、睡眠同様のメリットが得られることは研究でも証明されています。

「睡眠こそが最強の解決策である」の中で、「睡眠をとると脳内がリフレッシュされ、新しい情報をとり入れる余地があるのか」を調べる研究があります。

研究内容

1.まず、健全な若い大人を被験者に選び、無作為に2つのグループに分けました。

  • 昼寝をとるグループ
  • 昼寝をとらないグループ

2.正午に新しい情報(100人の顔と名前)を覚えてもらいます。

  • 昼寝をとるグループは、90分間ベッドに横になり昼寝をしてもらう
  • 昼寝をとらないグループは、ずっと起きていて、頭を使わない活動(インターネットの閲覧やボードゲームなど)をする

先ほどとは別の100人の顔と名前を覚える作業をしたときの、”昼寝をとるグループ”の研究結果

を書かれていたので引用します。

昼寝をとったグループは、むしろ2回目のテストのほうが、記憶力は向上していた。6時のテストの結果を見ると、2つのグループの間に大きな違いがあることがわかる。昼寝をとったグループは、20%も成績がよかったのだ。この実験によって、睡眠には脳の記憶容量を空ける効果があることがわかった。

マシュー・ウォーカー 睡眠こそが最強の解決策である SBクリエイティブ株式会社

つまり、昼寝をすることで、記憶の容量が空き、勉強したことが記憶に残りやすくなるということ

隙間時間で昼寝をすることが記憶の容量に空きを作るのでオススメ

オシエルー
オシエルー

隙間時間で昼寝をすることで、効率よく勉強できるので試してみましょう。

まとめ

今回は、「隙間時間を最大限に活用!非効率的な勉強法と効率的な勉強法4選」をご紹介しました。
隙間時間に勉強したい人は、このテクニックを使えば、隙間時間を効率よく勉強できる可能性がかなり高くなります。

最後にご紹介したポイントを下の図解でまとめました。

ぜひ、テックニックを活用して隙間時間を上手に活用しましょう!

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