ギリギリにならないと行動できない人へ!早めに一歩踏み出す方法4選
そんな悩みを持っている方は多いです。私自身もその一人でした。
「前もって行動したい」と何度も何度も思っています。
しかし、現実はいつも違うことを優先してばかりで、「ヤバイ!終わらない」となってから慌ててしまう日々ばかりでした。
「どうすれば、前もって行動できるようになるのか?」をいろいろ調べた結果、「ギリギリになる前に一歩行動を踏み出せるかどうか」で決まることが分かったのです。
私自身、ギリギリになる前に一歩踏み出す方法を実践してからは、自然と予定よりも先に終わることが圧倒的に多くなりました。
これから、ギリギリにならないと行動できない原因、前もって行動できるようになる方法を紹介します。
この記事を読むメリット
ギリギリにならないと行動できない人の特徴
どんなことにでも、ギリギリになってしか行動できない人は多いです。
例えば、
- 会社で重要な書類
- 学校の宿題
などがあります。
実は、ギリギリにならないと作業できない人には特徴があります。
その特徴とは、
- 時間管理が苦手
- すぐに後回しにしてしまう
- 自己防御(セルフコントロール)が欠如
僕も、すぐに後回しにしてしまう特徴があるよ
この特徴が邪魔をしてしまい、ギリギリになる前に一歩行動を踏み出せません。
どうすれば、ギリギリになる前に一歩踏み出すことができるの?
それは、まずギリギリにならないと行動できない原因を理解することだよ
これから、ギリギリにならないと行動できない原因を紹介します。
ギリギリにならないと行動できない原因4選!
「やろう!やろう」とは思っているのに、なかなか行動できず、結局いつもギリギリになってしまうことはあります。
どうして、ギリギリにならないと行動できないの?
ギリギリにならないと行動できない原因は、以下の4つです。
- 衝動性が強い
- 誘惑に負けてしまう
- 「明日の方ができる」と考えてしまう
- 「時間十分にある」と思う
ギリギリになってしまうときには、全然、原因となる行動をしているのに気付きませんよね。
これから、ギリギリにならないと行動できない原因を解説していきます。
衝動性が強い
ギリギリにならないと行動できない原因1つ目は、「衝動性が強い」ことです。
どうして、衝動性が強いとギリギリまで行動できないの?
それは、先延ばしにしてしまうからだよ
衝動性が強い人とは、すぐに違うことに気が散ってしまうことが特徴です。
例えば、
- 勉強をしているときに、スマホが気になったらスマホを触ってしまう。
- ゲームが気になったらゲームを触ってしまう。
などがあります。
このように、やらないといけないことがあるのに、他のことが気になったしまったらすぐに他のことをしてしまうのです。その結果、やらないといけないことが先延ばしになってしまい、ギリギリにしか行動できないようになります。
「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」の中で、
が書かれていたので引用します。
締め切りの不安を感じると、途端に課題を先送りにしてしまう。不安感の発生源である課題から一時的にでも逃れようとしたり、その課題を意識から排除しようとしたりするのである。
誘惑に負けてしまう
ギリギリにならないと行動できない原因の2つ目は、「誘惑に負けてしまう」ことです。
どうして、誘惑に負けてしまうとギリギリになってしまうの?
それは、やるべきことを後回しにするからだよ
やるべきことをしているときに、誘惑は急に襲ってくることが多いです。
例えば、
- 勉強をしていたのに、近くに置いてあるスマホが気になって、勉強を後回しにして見てしまう。
- 勉強をしていたのに、急に近くのゲームをしたくなって、勉強を後回しにしてしてしまう。
など、日常的によくありますよね。
僕も、よく誘惑に負けて後回しにしていたよ
誘惑に負けてしまうと、できる時間があったのにかかわらず、後回しにしてできなくなります。
また、誘惑に負けるのが一回なら良いのですが、そういうわけにはいきません。毎日の中で、勉強中に誘惑に負けてしまうことは、なかなかあるでしょう。
そうすると、やるべきことができず、時間だけが過ぎていってしまいます。
「明日の方ができる」と考えてしまう
ギリギリにならないと行動できない原因の3つ目は、「「明日の方ができる」と考えてしまう」ことです。
どうして、「明日の方ができる」と考えてしまうとギリギリになってしまうの?
それは、先のことを楽観的に考えてしまうからだよ
「明日の方が今日よりもできるから明日にやろう」と一度は使ったことがありますよね。
しかし、次の日になっても「明日からやろう」と言っていませんか?
「「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法 」の中で、
が書かれているので引用します。
回答者の43%が「明日からすればいいだろう」と実行を遅らせることだと答え、”先延ばしの神”の誘惑を三日坊主の原因の1位に挙げた。
僕も、「明日からすればいいや」と先延ばしになってばかりだったよ
- 「明日は今日よりも大丈夫」
- 「明日ならきっとできる」
と言って、いつになっても始められません。
「早く行動しておけばよかった」と何回も後悔しました。後悔したのにもかかわらず、また同じ行動を自然とやっているのです。
「スタンフォードの自分を変える教室 」の中で、
が書かれていたので引用します。
私たちは先のことを考えるとき、きっと今と同じように雑用に追われて忙しいだろうとは思いません。そのため、今日はやりたくないことでも、あとになればきっと時間も余力もあってできるはずだと思ってしまいます。そんなわけで、当然のように後回しにして、遅れた分はあとで充分取り戻せるだろう、とのんきに構えてしまうのです。
「時間十分にある」と思う
ギリギリにならないと行動できない原因の4つ目は、「「時間十分にある」と思う」ことです。
どうして、「時間十分にある」と思うととギリギリになってしまうの?
それは、時間がありすぎるから行動できなくなるんだよ
「時間が十分ある」と思うと、「まだやらなくても大丈夫」と思ってしまいませんか?
次の日もまたその次の日も同じことを言って、結局、ギリギリになってから時間がないことに気づきます。
僕も、よく夏休みの宿題をギリギリにしかできなかったよ
時間は十分あったのに、ギリギリになったからしか行動できないことを「パーキンソンの法則」と言います。
パーキンソンの法則を簡単に言うと、時間が十分にあればあるほど、作業を完了するのにより長い時間を使う傾向があること
「ギリギリにならないと行動できない原因4選!」を解説しました。
ギリギリまで作業ができなかった人は思い当たることが多かったでしょう。
そんな方に、ギリギリではなく、前もって行動できるようになるための方法を「4選」紹介します。
これから、前もって行動できるようになる方法を解説していきます。
前もって行動できるようになるための方法4選!
どうすれば、前もって行動できるようになるの?
前もって行動できるようになるための方法は以下の4つです。
- 環境を整える
- トリガーを作る
- 毎日同じ行動を取る
- サブゴールを設定する
この行動をするだけで、必ず、ギリギリになる前に一歩行動を踏み出せることができます。
1つ1つ詳しく見ていきましょう!
環境を整える
前もって行動できるようになるための1つ目の方法は、「環境を整える」ことです。
どうして、環境を整えることで前もって行動できるようになるの?
それは、誘惑するモノがなくなるからだよ
ゲームやスマホなどの誘惑に負けてしまうのは、「自分の近くにある」ことが原因。すぐ手の届く場所にあると、作業をやめて、誘惑することに集中してしまいます。
誘惑に負けないためのオススメな環境を整える方法として、「作業するモノ以外を近くに置かない」こと。
例えば、ご飯を食べる場所に、テレビが置いてある環境だと自然とテレビを見てしまいますよね。逆に、テレビが置いていない環境だと、ご飯を食べること以外ないので、ご飯を食べることに集中すると思います。
誘惑するモノがたくさんあれば、対象を絞りきれず、違うことなどをしていましたが、誘惑するモノがなくなれば、作業することに対象が絞られるようになります。
環境を整えることが大事なんだ!
これからは、作業すること以外何も置かないようにするよ
トリガーを作る
前もって行動できるようになるための2つ目の方法は、「トリガーを作る」ことです。
どうして、トリガーを作ることで前もって行動できるようになるの?
それは、それを見れば自然と行動できるようになるからだよ
トリガーを簡単にまとめると、ある反応や行動を引き起こす「きっかけ」のこと
例えば、勉強を始めるトリガー(きっかけ)がノートを机の上に開いておくことであれば、ノートを開いて準備しておくと始めやすくなります。
勉強にかぎらず、
- 運動をしたい
- 料理をしたい
場合にも応用することができます。
トリガーの最大のメリットは、そのトリガーをすることで、無意識にやりたいことが始められるようになること。
運動をするためのトリガーをすることで運動を始められますし、勉強をするためのトリガーをすることで勉強を始めることができます。トリガーをすると次の行動が決まっているので、自然とできるようになります。
トリガーは知らなかったから驚いたよー
これからは、トリガーしてから行動するよ
毎日同じ行動を取る
前もって行動できるようになるための3つ目の方法は、「毎日同じ行動を取る」ことです。
どうして、毎日同じ行動を取ることで前もって行動できるようになるの?
それは、「明日からやればいいや」という言い訳ができないからだよ
「スタンフォードの自分を変える教室」の中で、行動経済学者のハワード・ラクリンがある行動を変えたい場合は、その行動を変えるのではなく、日によってばらつきがないように注意することを提唱しています。
の実験結果が書かれていたので引用します。
タバコを吸うなら「毎日同じ本数」を吸うよう喫煙者に指示すると、タバコの量を減らせとは言われていないにもかかわらず、なぜか喫煙者が減っていくといいます。
毎日同じ行動をとるようになると、日々の行動のばらつきが減ります。すごく驚きですよね。
「スタンフォードの自分を変える教室」の中で、
が書かれていたので引用します。
ラクリンの説明によれば、この方法が効果的なのは「明日からちゃんとやればいいや」という言い訳ができなくなるからです。今日タバコを1本多く吸えば、毎日同じ本数を吸う決まりなので、明日も1本多く、その次の日も、1本多く吸い続けることになります。そうすると、タバコの一服に重みを感じるようになり、ひいては1本のタバコが長い期間に体に及ぼす影響をいたずらに無視できなくなります。
「明日からもっとやろう」とすると、次の日も先延ばしにしてギリギリにならないと始められません。なので、「毎日30分すれば終わるけど、やらないと1日すべて勉強しても終わらなくなるよ」と自分に問いかけてみると、30分続ける方ができるので行動できるようになります。
言い訳ができなくなるは驚いたよー
これからは、毎日同じ行動を取るよ
サブゴールを設定する
前もって行動できるようになるための4つ目の方法は、「サブゴールを設定する」ことです。
どうして、サブゴールを設定することで前もって行動できるようになるの?
それは、予定よりも早く終わることができるからだよ
ギリギリになってしまう人は締め切りを提出日や締め切り日に設定していることが多いです。”最後の1日”や”締め切りの前日”になって、「ヤバい。終わらない」と慌てて作業してなんとか終わった経験がある方はかなりいます。
ギリギリになって「ヤバい。終わらない」と思っても、作業が終わるのは「締め切り効果」が発揮されているからです。
締め切り効果を簡単にまとめると、締め切りの時間を守るために、エネルギーを集中させ、ひとつのことに没頭させること
確かに、締め切り効果が発揮されて、作業は無事終わることができるますが、すごく大変ですよね。
そうならないように、サブゴールをいくつか設定することがオススメ。
サブゴールのメリットは、「締め切り効果」を複数回発揮できることです。
例えば、通常、大きなゴールは1回しかないので、締め切り効果は1回しか発揮されません。大きなゴールを4回のサブゴールに分けたとしたら、締め切り効果を4回も発揮することができます。
1回の集中力が上がることよりも、4回集中力が上がった方が効率的ですよね。前もって行動できるので、ゴールまでの進捗も判断しやすいです。
小さなゴールに分けるのは驚いたよー
これからは、サブゴールを設定してからやるよ
前もって行動できるようになるための方法4選!紹介してきました。
前もって行動できなかった人は、余裕を持って行動できるようになります。
是非、試してみましょう!
まとめ
今回は、「ギリギリにならないと行動できない人へ!早めに一歩踏み出す方法4選」をご紹介しました。
ギリギリにならないと行動できなかったと悩んでいた人も、前もって行動できる方法を使うことで、ギリギリになることが減ります。
最後にご紹介したポイントを下の図解でまとめました。
ぜひ、4つ方法を活用して余裕を持って終わらせましょう!